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非冷却型遠赤外線カメラ

赤外線カメラにおける補正要素

赤外線カメラは、被写体からの光以外に筐体面の光やレンズからの光を受けています。プランクの法則でお伝えした「すべての物体はその温度に応じた光を発する」からです。
センサーはセンサー自身の温度も見ていますし、カメラ筐体内部の光とレンズの裏側も光っているので、レンズの温度変化成分も見ています。

写真「赤外線カメラの構造概要図」

FPA(Focal Plane Array)に入る遠赤外線 =
被写体が発する光カメラ筐体内部からの光FPAの温度レンズの温度変化成分

被写体が発する光のみを取り出す必要がある

●各画素間のばらつき オフセットとゲインの両方がばらついている

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