技術情報Technology

非冷却型遠赤外線カメラ

画素ごとの感度とばらつき

ボローメータ型センサーは、MEMSで作成するため、画素間のばらつきが非常に大きく、画像として認識できない映像になります。
遠赤外線カメラは、カメラ内でばらつきを無くす補正処理が必要となります。
各画素に対しての補正テーブルと、センサーそれぞれにばらつきが違うため個々の補正テーブルを持つ必要があります。

写真「ボローメータ型センサーで撮影した映像」

ディテクタ出力のままでは使える画像にならない

ボロメータの特性上、入出力特性は直線にならない
画素ごとにゲイン・オフセットが異なる

画素ごとに補正係数を持つ必要がある=補正テーブル

MEMS(Micro Electro Mechanical Systems):微小な電子回路と機械要素を一つの基板上に組み込んだデバイス(システム)

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