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遠赤外線カメラのアプリケーション
遠赤外線カメラは、物体表面の温度分布や放射率分布を画像として出力します。
この特性を利用して、温度計測や非破壊検査用カメラとして様々な分野で利用されています。
温度計測・温度監視
チップLED発光部温度計測・カメラ:ULVIPS-04272S

蛍光灯法殿部分計測

御岳周辺温度計測(衛星より)・カメラULVIPS-04171S

欠陥画像
アルミ包装ハップ剤内容物検査
・カメラ:ULVIPS-04272S・レンズ:f=25mm接写アダプタ

高速道路補修跡検査(中国道 昼間)可視画像
・カメラ:ULVIPS-04272S ・レンズ:f=19mm

高速道路補修跡検査(中国道 昼間)遠赤外線画像
・カメラ:ULVIPS-04272S ・レンズ:f=19mm

夜間監視・ナイトビジョン
航空機(夜間 距離約1.5km)
カメラ:ULVIPS-05251S ・レンズ:f=225mm

山(早朝 距離約3km)
・カメラ:ULVIPS-PICO384L・レンズ:f=35mm

横浜(夜間 距離約3km)
・カメラ:ULVIPS-05251S・レンズ:f=225mm

夜間遠方監視システム

項目 | 仕様 |
使用カメラ/レンズ | 05251S+OPH-25225Z | 視野角 | 広角時:38.4×28.8度 望遠時:4.4×3.3度 |
旋回角度 | 水平:-135~+135度 垂直:-45~+15度 |
旋回位置精度 | ±0.1度 |
映像出力 | Gig-E Vision フォーマット (HD-SDI出力にも対応可能) |
レンズ・旋回台制御 | RS-485半二重通信 |
ハウジング | 防水・補正用シャッタ搭載 低温時作動ヒータ内蔵 |
寸法 | 旋回半径:350mm 旋回最大高さ:800mm |
移動体画像処理
高速移動(500mm/sec)するアルミスケールを撮影!
ボロメータ型の赤外線素子は、熱時定数を持っているため、高速移動体を撮影すると画像が流れます。
この対策として、カメラをパーシャルスキャンで動作させ、熱時定数より短いフレーム間隔(10ms以下)で同じ視野を2回撮影し、
その2枚の画像から熱時定数成分をキャンセルする処理を行います。
この処理により、絶対温度は計測できませんが、高速で移動する物体の欠陥を捕らえることが可能です。(この処理はPCなどカメラ外部で行います)

サイディングボード壁の漏水検査
内部に水分があるため、太陽光による温度上昇が小さい
太陽電池マイクロクラック
可視では見えにくい幅数μmのクラック検出