アプリケーションソフトウェア
弊社では、お客様ご自身でセンサパラメータの変更や簡易補正テーブルの作成が行える環境として、「カメラ評価ソフトウェア」をご用意しております。これにより、欠陥検出に必要な温度レンジの探索や、監視カメラの視野や感度をご評価いただき、最適な遠赤外線カメラを構築いただくことが可能です。
また、キャリブレーション後のカメラには、「シャッタレスビューワⅡ」のアプリケーションを無償で添付しております。シャッタレスビューワⅡには、サーモグラフィカメラとして画像や温度を表示したり、データを保存する機能が実装されています。また、指定領域内温度判定機能も実装しておりますので、簡易な温度検査システムを簡単に構築することが可能です。
標準ソフト以外に必要な機能も、カスタム対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
カメラ評価ソフトウェア
主な機能
- センサパラメータの設定(ゲイン/オフセット電圧、TINT、C容量)
- 2点間温度補正テーブル作成
- ダイナミクスモード設定(ダイナミクスレンジ/オフセット設定/オートオフセット)
- 各種統計処理(最大/最小/平均/標準偏差)
- センサドット不良補正処理(不良画素自動検出)
- 撮影画像サンプリング保存機能(保存間隔/時間指定、RAW/BMP/CSV形式対応)
- 動画保存機能(AVI形式)
- カメラ内部温度表示
- パーシャルスキャン設定(オプション)
- FPA温度制御設定(一部機種のみ)
- 画像インターフェース:USB接続
シャッタレスビューワ
主な機能
- ダイナミクスモード設定(ダイナミクスレンジ/オフセット設定/オートオフセット)
- カラーバー表示(カラーテーブル切替、上下限温度設定)
- デジタルズーム機能(×1、×2、×4、×8)
- 温度モニタリング機能(最大/最小/平均を8領域集計)
- 温度判定機能(アラーム出力)
- 撮影画像サンプリング保存機能(保存間隔/時間指定、RAW/BMP/CSV形式対応)
- 動画保存機能(AVI形式)
- モニタリングデータログ出力(CSV形式)
- 画像インターフェース:USB接続、Ethernet接続、CameraLink接続(DALSAグラバーまたはPleora)
- アラームメール送信機能
ストリームダンパー
主な機能
- 温度RAW画像データ14bitを30fpsで保存(PC性能によってフレーム抜け発生します。)
- 保存後の画像から1フレーム毎に取り出しが可能
- 1枚画像・複数画像の温度計測やダイナミックスレンジの変更・カラーバーの変更が可能
- 保存した画像からカラーやダイナミックスレンジの変更後の動画を作成することが可能
- 保存した画像をカラーやダイナミックスレンジの変更後のビットマップ画像・CSVファイル・RAWファイルへの保存が可能
- 対応インタフェースは、USB又は、Pleora社iPort