宇宙向け遠赤外線カメラ
宇宙環境で使えるカメラ
NASA Webサイトで、弊社製赤外線カメラが公開されました。
NASA [Demonstration of MPEP (JEMRMS Multi-Purpose Experiment Platform)-Mounted Far Infrared Camera]
MPEP(親アーム先端取付型プラットフォーム)に搭載された遠赤外線カメラによる撮像技術実証ミッションについて、目的と内容が解説されており、弊社製の赤外線カメラが公開されました。
JAXA Webサイトで、弊社製赤外線カメラが公開されました。
MPEP上に搭載された JEM IR Camera に弊社の赤外線カメラが掲載されています。
宇宙向けカメラ受注開発
弊社のこれまでの実績を元に、宇宙環境で安定動作可能な赤外線カメラのカスタム開発を承っております。
カメラの設計から製作、そして各種試験対応まで、あらゆるフェーズで対応いたします。
2014年に打ち上げられた人工衛星UNIFORM-1に搭載!
2014年に打ち上げられた人工衛星UNIFORM-1に搭載され、宇宙から地表面の遠赤外線画像を取得することに成功しました。
 カメラ外観
カメラ外観
国際宇宙ステーション(ISS) 「きぼう」日本実験棟
ロボットアームに搭載! 
2020年、国際宇宙ステーション(ISS) 「きぼう」日本実験棟のロボットアームに弊社製赤外線カメラが搭載され、撮像に成功しました。
 カメラ外観
カメラ外観
MPEP搭載遠赤外線カメラ(JEM IR Camera)撮影画像(2020年5月撮影)
特徴
- Lynred640G2 VGAディテクタ搭載
- 宇宙でのシャッタ動作対応 (真空キャリブレーション技術)
- レンズ:f=100mm F/1.5
- 放射線試験(20krad)合格
- QTレベル振動試験合格
- 産業用クラスの電子部品採用で低価格
センサ感動波長域

カメラ仕様
| 項 目 | 暫定仕様 | 
|---|---|
| 形式 | VIM640Space | 
| 素子NETD | 60mK以下(動作環境:F/1300K 30Hz にて) | 
| フレームレート | 30fps | 
| 画像出力分解能 | 14ビット出力 | 
| エリア画素数 | 640 × 480 ピクセル | 
| 素子ピッチ | 17μmピッチ | 
| 温度計測範囲 | 標準:0~+80℃(オプションにて+500℃まで対応可能) | 
| 使用周囲温度範囲 | -20~+50℃ | 
| 絶対温度計測精度 | ±3℃ | 
| 温度補正方式 | シャッタレス温度補正(NUCなし)/内部シャッタ方式 | 
| 視野角 | 水平:6.23度 垂直:4.67度 (標準 f=100mmレンズ使用時 各種レンズにもオプションにて対応) | 
| 画像出力インターフェース | DS90UR241(TI)2線式差動出力(他出力対応) | 
| 制御用インターフェース | シリアルRS422 | 
| FPA温度コントロール | ペルチェ素子による温度コントロール可能(オプション) | 
| カメラ温度コントロール | ヒーターによる温度コントロール(オプション) | 
| 設定ソフトウェア | 地上用補正ソフトライブラリ提供化 | 
| 電源・消費電力 | DC 12V ±1V 6W | 
| 保存温度 | -25~+60℃(結露なきこと) | 
| 寸法 | W100mm × H100mm × D180mm(f=19mmレンズ装着時) | 
| 耐放射線 | トータルドーズ(γ線):20Krad(コバルト60) | 
| 耐振動 | QT:19.6G(ランダム) AT:9.8G(ランダム) | 
| アウトガス | 指定接着剤、指定コーティング剤対応可能 | 
| 熱真空 | -10℃~+50℃ -2×10-6Torr | 

 













